週末、テレビを見ていた時に出てきた鶏めし。大分出身の彼が「ほんとうに美味しい」というのですごく気になってつくってみることにした。
調べてみたら、鶏めしにも色々な作り方があるんですね。本場の鶏めしを食べたことがないから、こんなもんなのかわからないけれど、やさしい味わいの鶏めしが出来ました。
後で彼に聞いたら本場の鶏めしは「薄め」と感じる味付けではないようなので、今度はこの2,3倍の濃さでつくってみようかな。
いつか本場の鶏めしを食べたいなぁ。
いろんな地域のいろんな鶏めし
鶏めしと言っても、地域によって色々あるようで、大分の郷土料理である鶏めしは「吉野鶏めし」というそう。愛知にある鶏めしは「高浜鶏めし」。岡山の鶏めしはただ「とりめし」。奄美の鶏めしは「けいはん」というそう。
それぞれ名前だけでなくつくり方や材料も多少違ってくるようで、愛知の鶏めしは卵を産まなくなった成鶏を美味しく食べよう、という気遣いから。
岡山のとりめしは甘辛いタレに絡ませた唐揚げを海苔と一緒に味わうもので、
奄美のけいはんはささみと錦糸卵などを載せてだし汁をかけて頂くそうです。
いろんな鶏めしがあるんですね。 鶏肉とご飯の組み合わせが好きなので、鶏めしを巡る旅をしてみたいなぁ。
大分の吉野鶏めしのつくり方
さていろんな鶏めしがあるようですが、今回は大分の「吉野鶏めし」をつくっていきます。吉野鶏めしの特徴は甘辛いタレとにんにくの香り。そして材料すべてを炊飯器で炊き上げるのではなく、白飯に甘辛く炒め合わせたを最後に合わせるというつくり方にあるとのこと。 また具材は鶏肉、にんじん、牛蒡などが代表的だそう。
*材料
・ご飯…1.5合
・鶏もも肉…200g
・牛蒡…1/2〜1本
・醤油…大さじ3
・料理酒…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・にんにく(すりおろし)…ひとかけぶん
*つくり方
①白いご飯を炊いていきます。普段の通りか、すこし硬めに炊きましょう。その間に具材を準備します。
牛蒡はささがきにして水にさらします。皮ごと使う場合には、牛蒡の泥をしっかり落とします。アルミホイルをくしゅっとさせてこすると、みるみる取れます。手触りがまるで話題の毛穴パックを使った後の肌みたいにつるつるで、あぁこれが私の肌ならなぁと思うほど。
鶏肉は皮をはぎ、皮と身を別々に食べやすい大きさにカットします。ご飯と合わせていただくことを考えると、1〜2cm角程度に小さくカットしたほうが良いのかなぁと思います。
また、にんにくはすりおろしましょう。
②フライパンで皮を炒めていきます。皮からじゅんわりと油が出て、皮がかりっかりになったら一度取り出し、
今度は鶏肉(身)に火を通していきます。中火でさっと外側を焼いたら、弱火にして4〜5分、蓋をして火を入れます。
③鶏肉にほとんど火が通ったら牛蒡を加え、牛蒡がしんなりするまで炒めていきます。
この時点で牛蒡と鶏皮の油がやわらかく混ざってとてもいい香り。ときめきが高まります…!
④調味料すべてを混ぜ合わせ、3に入れます。
煮汁がほぼなくなるまで炒めて、そこに鶏の皮を戻して最後にさっと炒めて具材は完成です。
これだけで食べても美味しそう。
※この時まだ汁が残っていると、ご飯と合わせたときにご飯が水っぽくなるのでしっかりと煮詰めましょう。
⑤炊きあがったご飯と4の甘辛く煮た具材を混ぜ合わせます。
混ぜ合わせたら、味をなじませるために数分そのままおいておきます。
味が馴染んだら器によそって完成です(*^^*)
初めてつくった鶏めし。やさしい味わいで、ごはんを食べながらほっこり。自分でつくったというだけでなんでも満足して食べてしまう私の味覚だからかしら?ともすこし思ったけれど、これはまた近いうちにもう一度食べたい。
でも次はもうちょっと濃い目の味付けにしてみよう。
最後に
子どものころすごく好きだった料理のひとつが「おこわ」。作ろうと思ってふっとそのことを思い出した。おこわの中でも一番好きだったのが、牛蒡やにんじん、こんにゃくの入った鶏めしふうおこわだった。
今度はもち米でおこわ風につくってみよう。
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