子どもの頃からクッキーづくりが好きだった。食べるのではなく、つくるのが。
きっと、クッキーをつくるのは特別な日の前日だったからだと思う。クッキーをつくっている間はいつもわくわくする。
小学生の頃、ひとりで生地を捏ねながら思いつきでハーブやシロップを入れた。小麦粉と卵、バターの混ざったなめらかな甘い香りにハーブのつんと眠気を誘うような香りが合わさってひとり恍惚としたものだ。
クッキーのかんたんな歴史
クッキーはいつどこで誕生したのだろう。お菓子の中でクッキーをつくっている時間が一番好きだけれど、その歴史はちっとも知らない。そこで今日は簡単に歴史を調べてみました。
❍名前の由来
クッキーは主に北米で使われる名称らしい。もともとは小さなケーキを意味する中世オランダ語のkoekjeが北米にてcookieになったそう。
それ以外の英語圏ではビスケットと呼ばれる。
❍クッキーの誕生と歴史
クッキーの元祖は7世紀のペルシアで、砂糖の使用が比較的一般的になったあとのこと。世界旅行が広まるにつれ、クッキーは旅行の供となり広まった。
あらゆる大陸で最初に流通した有名なクッキーの1つはジャンブルといい、主にナッツ、甘味料、水だけでつくられた固いものだったそう。バターと砂糖でつくられたクリームの加わった現代のクッキーは18世紀になるまでは一般的ではなかった。
昔ながらのジャムクッキーつくり方
*材料
バター(有塩、無塩半々で)…150g
砂糖…120g
卵…中1個
小麦粉…300g
バニラオイル…小さじ1/2
*つくり方
(下準備:バターと卵は室温に戻しておく)
①ボウルの中でバターを木べらでクリーム状に練り、泡立て器に持ち替えて砂糖を3~4回に分けて加えながら砂糖のざらつきが消えるまで泡立てる。
②室温に戻しておいた卵とバニラエッセンスを①に加え、なめらかになるまで混ぜ込む。
③②に小麦粉をふるって入れたら、よく混ぜる。粉が少し残っているくらいになったら、生地をひとつにまとめてラップでくるみ、冷蔵庫でやく1時間寝かせる。
④オーブンを170~180度に予熱。
⑤③の生地を厚め(8mm程度)に伸ばして、型で抜く。人差し指を鈎状に曲げて第二関節で軽く生地にまぁるい窪みをつける。(この水色の線で囲ってあるところ)
⑥170~180度に予熱したオーブンに鉄板を入れる。13~15分ほどそのまま焼いたら、完成っ!
しっとりさっくりしていてとても美味しい(*^^*)
「手作りお菓子百科」主婦の友社
私達が小さかったころ、母が買ったらしいお菓子作りの本。子どもの頃はお菓子作りをする時にはいつもこの本を参考にしていた。
今回のレシピは、P62のアイスボックスクッキーを参考にしました。もとのレシピと違う点は、もとのレシピでは白い生地と黒い生地をつくるのに対し、今回は白い生地だけをつくったこと。もう1つは手順をかなり省いたこと。
もともとのレシピでは、生地も「混ざるまで」ではなく「約10分」と具体的に分数が書かれていたけれど、私のレシピでは「混ざるまで」にした。
手順はいくつか省いたけれど、それでもとても美味しかった。今度時間があるときにきちんと1つ1つの手順を踏んでつくってみよう。
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