8月に入ってから年末までの早いこと。毎年しみじみとしてしまいます。
気がつけばすっかり肌寒くなり、街にはクリスマスのインテリアが並び、スーパーのレジにはおせちの広告チラシが貼られています。
12月が近づくと、お世話になった方へのお歳暮選びにも悩みますね。
人によって好みは違うし、選ぶのが大変。毎年、けっきょくは当たり障りないものを渡しちゃう。
年末はただでさえ忙しい時期。選ぶための時間の捻出も大変ですよね。今回は、隠れ人気ギフトであるお米を紹介します!よかったら参考にしてみてくださいね!
お歳暮の時期はいつ?12月の下旬が適切
そもそもお歳暮っていつ頃贈るのが良いんだろう?なんとなくしか知らないんだよね。
お歳暮にもお中元と同じように、贈るのに適切な時期があります。
もっとも多いのは、大掃除などでばたばたしだす25日以前。12月の初旬〜25日あたりが多いです。
年末は帰省や旅行で家を空ける方も多いほか、年内にやり残していることを片付けるなど忙しくなります。
そのため、忙しくなるより少し前に贈るのが良いでしょう。
お歳暮を贈るなら、12月初旬〜25日までに贈るのがおすすめです。
なぜお歳暮ギフトにはお米が喜ばれるのか
お歳暮にはハムや焼き菓子、ゼリーやビールなどの飲食物のほかタオルなどの日用品が人気ありますよね。
そんな中で隠れ人気ギフトとして今回紹介するのはお米です。
- 縁起が良いから
- 長持ちするから
- ふだんこだわって選ばないから
- お米が好きな人が多いから
贈る方の家族構成にもよりますが、食べ比べセットのお米がおすすめです。お米は、産地によってまったく食感が違い、美味しさだけでなく驚きも与えてくれます!!
お米がお歳暮ギフトに喜ばれる理由①縁起が良い
お米は古くから、縁起物として扱われてきました。その理由というのが、「米」という漢字のなかに「八十八」という数字が含まれるためです。
八十八という数字は末広がりで縁起が良いと言われています。
どうして末広がりは縁起が良いの?
八という形が上(現在)から下(末・未来)へ向かって広がっているためです。永久的に繁栄・繁盛するという意味が含まれています。
お米がお歳暮ギフトに喜ばれる理由②ふだんこだわって選ばないから
我が家ではふだん、お米が切れると近所のスーパーで1番安いお米を父が買ってきます。
しかし先日、修学旅行で九州へ行った妹が美味しい明太子を買ってきてくれたので、せっかくだからとおかずを活かすお米として「山形県産・つや姫」を炊きました。
粒立ちの良いお米が、明太子の塩味と甘みを際立たせてくれ最高に美味しかったです。
ほかにも旅館で食べるお米って美味しいですよね。
おにぎり屋さんのおにぎりも、ふっくらもっちりしていて美味しいよねぇ
お米は育った環境によって、同じ品種でも食感や味わいが微妙に異なります。
また、食べ方によっても合うお米というのは違ってきます。
例えば、美味しいおかずに合わせるならば粒立ちの良いさっぱりしたお米のほうが、おかずを引き立たせてくれます。
お米そのものの美味しさで言えば、もっちりしているお米のほうが甘みもあって美味しいです。
しかしお米は日常的に食べるからこそ、あまり高いものを選べないという方が多いですよね。
お米は産地によってまったく味わいが異なり、美味しい驚きをくれます。
お米がお歳暮ギフトに喜ばれる理由③お米が好きな人が多いから
朝ごはんには「お米orパン」か。日本では永遠の話題ですよね。
我が家では、お米派が3人とパン派が2人です。
お米派とパン派が半々な家庭は、毎朝パンとごはんと両方を用意するので炊飯係は大変ですね。
お米ギフトが喜ばれる理由は、お米が好きな人が多いというのも大きいです。
美味しいお米の選び方!もっちり?さっぱり?
お米は育った環境によって、味わいがまったく異なります。
そのため好みによって美味しいと感じるお米も違ってきますよね。
住んでいる地域によっても美味しいと感じるお米は違うと言います。
関西の方は薄味に合うもっちりごはんが好きで、関東の方は濃い佃煮などに合うさっぱり硬めごはんが好きだと言います。
項目 | もっちり | さっぱり |
---|---|---|
おすすめの品種 | ・北海道産「ゆめぴりか」 ・秋田県産「あきたこまち」 ・新潟県産「コシヒカリ」 | ・北海道産「ななつぼし」 ・山形県産「つや姫」 ・青森県産「青天の霹靂」 |
おすすめの食べ方 | ・お米自体を味わう ・塩 ・海苔 | ・おかず ・佃煮 ・カレーライス ・海鮮丼(酢飯) |
お米の好みがわかっている場合には、それぞれ塩や佃煮を一緒に贈るのも良いですね。
もっちりごはん好きの方には、こだわり岩塩セット。さっぱりごはん好きの方には、濃い味佃煮セットなど。
それぞれおすすめのお米を3つずつ紹介していきます!
お米を味わうならもっちり!おすすめのお米3選!
一般的に美味しいお米の基準には、「粘り気」「つや」「甘み」というのがあります。
このうち、「粘り気」と「甘み」に関しては、さっぱりめのお米ではなくもっちりめのお米に見られる特徴です。
そのため一般的に美味しいと言われるお米にはもっちりめのお米が多いのです。
その中でも特におすすめの品種を3つ選びました。
品種 | 特徴 |
---|---|
ゆめぴりか | 甘い香りとつよい粘り気が特徴。同じ北海道産の「ななつぼし」とは対極の味わい。 |
あきたこまち | もっちりふんわり。きりたんぽも美味しい。 |
コシヒカリ | 最もポピュラー。特に新潟県南部のコシヒカリが美味しい。 |
もっちりごはんは、美味しい塩で食べるのがおすすめです。
つゆだくだくの牛丼に合わせるのも好き!もっちりごはんが牛丼のつゆを吸って美味しいんだよねぇ……
北海道産・ゆめぴりか
思わず声に出して呼んでみたくなる「ゆめぴりか」は、北海道のお米です。
もともと北海道はお米の栽培には適さない土地でしたが、品質改良を重ねて日本国内でも有数の「お米の産地」になりました。
北海道の人気米は「ゆめぴりか」と「ななつぼし」ですね。もっちりお米なら「ゆめぴりか」。さっぱりお米なら「ななつぼし」がおすすめです。
食べ比べするのも良いね!
秋田県産・あきたこまち
市女笠をかぶった秋田美人が振り返ろうとしている姿が印象的な「あきたこまち」。
こちらももっちり甘いお米として人気が高いです。
甘いだけでなく、粘りと弾力もしっかりあるため、食べごたえもあります。
いぶりがっこと一緒に食べたい!
新潟県産・コシヒカリ
お米の品種に詳しくない人でも「美味しいお米」として認識している「コシヒカリ」。
新潟県のなかでも特に南魚沼市など南部でつくられたものが、甘くて美味しいと言います。
コシヒカリの特徴はその粘り気のつよさと発光しているかのような艶。
以前、新潟県へ出張で行った際に、新潟県のB級グルメ「タレカツ丼」を食べたのですが、お米が甘くて美味しかった…!タレものとも合います♪
おかずを合わせるならさっぱり!おすすめのお米3選!
味濃いめの佃煮や、おかずを引き立たせるならさっぱりめのお米がおすすめです。
関東は濃い味が多いので、さっぱりめのごはんが好きな人が多いと言いますね。
さっぱりごはんの中でもおすすめの3つを紹介します。
品種 | 特徴 |
---|---|
ななつぼし | お弁当にも向いている。ゆめぴりかとは対極の味わい。 |
つや姫 | 冷めても美味しい。艶が綺麗で硬め。 |
青天の霹靂 | さっぱりしているが、ふっくら甘みもあり食べやすい。 |
さっぱりごはんは、おかずや佃煮との相性が抜群です……!
北海道産・ななつぼし
北海道の人気米としてゆめぴりかと名を連ねる「ななつぼし」。
甘さ・粘り気・硬さのバランスが良く、冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです。
さっぱりめのごはんは、甘みがすくないことも多いので、そういった場合には浸漬(しんせき)させることでふっくら甘みを引き出すことができます。
ゆめぴりかと食べ比べするのもおすすめです!
山形県産・つや姫
おかずの味を引き立たせる「つや姫」。
私自身も家で炊いてみました。
このつややかなこと!
はっきり言って、お米単体だとさっぱりしすぎていて味気なく感じる人もいるだろうなと思いました。
しかしおかずと一緒に食べると、そのおかずの甘味を引き立たせてくれ、たまらなく美味しかったです。
私自身、2番目に好きなお米になりました!
青森県・青天の霹靂
その名の通り、はっとする美味しさのある「青天の霹靂」。私自身、最も好きなお米です。
さっぱりしているのですが甘みもあって食べやすいので、もっちりお米が好きな方にもおすすめできます。
大きめ粒で、食べごたえも満点です。
味噌汁と一緒にシンプル和食で食べるのが最高……!
【まとめ】お歳暮には隠れ人気ギフトお米の食べ比べセットがおすすめ!
今回はお歳暮におすすめの隠れ人気ギフト「お米」を紹介してきました。
お米はふだんから食べるものだからこそ、なかなかお金をかけられなかったりしますよね。
それなのでギフトなどでもらうと嬉しいもの。
4人以上の家族なら、自分の好きなお米1種類と、それに合う塩や佃煮などをセットで。
夫婦や独身の方になら、食べ比べセットなどがおすすめです。
末永く幸せが広がることを願って、お米のお歳暮がおすすめです。
コメント