いつものようにスーパーをぷらぷらしていたら、牡蠣が安くなっていた。冬が明ける前に、と思い今日は牡蠣の水炊き。
水炊きにしようと思った理由は「なんとなく」。なんとなく、ポン酢で食べたいなぁと思った。そうして私は初めて「牡蠣の水炊き」をつくってみた。
牡蠣の水炊きをするに当たって「水炊きってなんだろう?」と思った。
調べてみたら、水炊きの起源は九州と関西だそうで、また九州と関西では水炊きのレシピは違うよう。九州の水炊きは「水から炊き出した鶏のスープ」をベースにしており、鶏の出汁を味わう料理。いっぽう、関西の水炊きはもっとシンプルで「昆布を敷いた鍋に水を張って具材を煮たもの」を言うそう。
また牛肉や豚肉を煮た場合には「しゃぶしゃぶ」、白身魚の場合には「ちり鍋」。その違いを知らなかった私は、ははぁなるほど、と納得した。
貝類を煮た場合にはなんというのかわからないから、今回は「牡蠣の水炊き」という料理名にしておく。
牡蠣が8個入りだったので、昼につくって昼と夜とで分けて食べることにした。昼はふつうに「牡蠣の水炊き」、夜はそれをちょっとアレンジして。
冬は身体の内側からじんわり温めたい。
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牡蠣の水炊き
〜〜・Recipe
*材料
・昆布
・水
・牡蠣
・好きな野菜(にんじん・もやし・しめじ・ねぎ)
・しらたき
・ポン酢
*つくり方
(下準備:牡蠣は塩水でゆすいでおく/野菜は適当に切っておく/しらたきは軽く茹でておく。規定時間より1~2分短めで)
①鍋に昆布を敷いて、水を入れる。火をつけて、水が煮立ったら昆布を取り除く。
②固めの具材から順番に火を入れていく。すべての具材にほとんど火が通ったら最後にしらたきを加えてひと煮立ちさせる。
③器にポン酢を入れて、すこぅし鍋から煮汁をとって。お好みで大根おろしを混ぜて召し上がれ(*^^*)
今回は入れなかったけれど、最初の具材を入れる時一緒に「生姜」を入れたらもっとぽかぽかしてよかったな、と思った。
さて、次は夕ご飯…!
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夕ご飯のメニューはもう昼ご飯をつくった時に決めていた。身体の内側からじんわり温めてくれ、なんだか胸がホッとする「味噌スープ」。
牡蠣の味噌スープ
*足す材料
・味噌…1人前大体大さじ1
*つくり方
①昼につくった牡蠣の水炊きを温める。
②温まったら味噌をとく。それだけ!
味噌の乳酸菌は50度、酵素は70度で死んでしまうため、きちんと火を止めてから溶くことで栄養素をしっかり摂取することができます(*^^*)
やっぱり夜はほっとできるご飯じゃなくっちゃ。
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