何気なくSNSを見ていた時に知った、肉骨茶(バクテー)。豚肉を香辛料で煮たスープ料理で、マレーシアやシンガポールで親しまれている。
レシピを調べると、聞きなれない香辛料が色々と入っており、イチから買って作るとなると中々面倒。そこで、KALDIに売っていた肉骨茶の素を使って、初めて肉骨茶を作ってみた。

今回使用した、肉骨茶の素はこちら。値段は300円弱。香辛料を色々そろえるよりも、余程手軽。
香り高いスパイスの風味と、あばら肉の重厚な味わいがクセになる一品でした。
肉骨茶の作り方

●材料
- 肉骨茶の素…1袋
- スペアリブ…800g(今回は600g)
- 水…800ml
- ニンニク…1房
●つくり方
- (下準備)たっぷりの水を張った鍋にスペアリブを入れ、火をつける。湯が沸いたら、3~5分茹でこぼしする
- (下準備)①のスペアリブをザルに上げて、流水で洗いぬめりを取る
- 大き目の鍋に水800mlと②、肉骨茶の素、ニンニク1房を入れて火にかける
- 沸騰したら弱火にして40分煮込む
- 味を見て、足りなかったら塩やナンプラーで味付けをして完成
作り方と言っても、肉骨茶の素を使って煮込むだけ。スペアリブは中々良い値段するので、今回は800g→600gにし、足りない分はゆで卵で補った。
肉骨茶の素に書いてあった作り方では最後に塩やナンプラーで味を調えるとあったけれど、私には塩味が強く感じたので、塩もナンプラーも入れずにいただきましたが、とても美味しかったです。
作り方メモ
メモ①

今回肉骨茶を作って感じたことのひとつは、下処理の大事さ。きちんと茹でこぼしをしたおかげで、臭みもなく美味しく出来上がった。
メモ②

スペアリブとゆで卵がスープに浸かっていなかったので、煮込みの間はキッチンペーパーを押し蓋代わりに。

汁がキッチンペーパーを伝って、直接スープに浸かっていない面にも運ばれたおかげでまんべんなく味が行き届いた。
肉骨茶、実食|豚肉ほろほろ・甘くスパイシー

40分煮込んで、ようやく完成した肉骨茶。白ご飯と一緒にいただきます。
完成する頃には、部屋中に白コショーや八角、シナモン等スパイスの複雑な香りがふわふわと漂い、腹をくすぐっていた。
今かいまかと時計とにらめっこしていたので、写真撮影もほどほどに一口。スペアリブは脂身と赤身が層になっているが、まず触れたのは脂身。とろっと濃ゆい肉の脂に思わず顔がほころぶ。 続いて赤身肉は、ほろほろと柔らかく、脂身と比べると味わいが淡白な分、肉骨茶の香りがしっかりと堪能できる。
脂身で肉の甘みを味わい、赤身で肉骨茶の香りを楽しむ。
なんて楽しく、美味しい料理だろう。ひとつひとつの塊が、ごろごろと大きいのでお腹にも溜まる。始めは600gは少なかったかと思ったが、2日かけて食べきった。
肉骨茶の残り汁で作る炒め飯

●材料
- 肉骨茶の残り汁…大匙2
- ご飯…120g
- 砂糖…小匙1/2
- ネギ
- ごま油
●つくり方
- ごま油を敷いたフライパンに、みじん切りにしたネギを入れて炒める
- ネギが透き通ってきたら、砂糖を入れてさっと和える
- ②にご飯を投入し、全体を切るように混ぜる
- お好みでオコゲを作って、出来上がり
肉骨茶を食べきったあと、まだ底に数センチ残る汁を見て勿体なく感じ、ちょうど白ご飯があったので炒め飯にしたところ、これが結構おいしかった。

肉骨茶のスープを吸った米からは、お肉のコクとスパイスの品のある香りを存分に味わうことができた。時折現れるオコゲの食感と、香ばしい甘さも良い。
スープがかなり塩辛かったので砂糖を入れたのだけど、塩辛いままが好きな人は入れなくても良い。
肉の旨味が溶けだしたスープなだけあって、かなりこってりしているので、食感にアクセントのある具材や、爽やかさのある香草を入れると美味しい。
今回はネギを入れたけれど、パクチーやセロリ、玉ねぎやレタスを入れても味にエッジが加わって良いだろうなと思った。
半分ほど食べすすめたところでレモン果汁を振って食べたところ、一気に華やかな雰囲気になったので、この食べ方もおすすめ。ナンプラーも良いだろう。
汁まで楽しめる肉骨茶、気になった方はぜひ作ってみてほしい。
ご馳走様でした。

