夏場に食べたい|さっぱり大葉とササミの南蛮漬け

お品書き
  • ダイエットメニューを探している人
  • 夏バテ防止メニューを探している人
  • 暴飲暴食を正当化する理由を探している人

にお勧めの内容です

目次

お通し

※趣味日記です。レシピだけ見たい方は、さっと飛ばしてください↓

メンタルが不調に陥った時、人はY字路に立たされる。片方は食欲が衰退する道につづき、もう片方は食欲が旺盛になる道に続く。

昨年、私はメンタル不調に陥った。どうにか今日まで生き延びてこられたのは、食事という行為が苦難の日々を併走してくれたおかげだ。

一日中ベッドに横たわっては、真っ暗な天井ばかりぼうっと見つめていた。閉ざし切ったカーテン越しにも、闇の濃度が高くなるにつれて夜の訪れを感じ、「あぁまた今日も何もできなかった」と落ち込む。

生きていく自信もなくし、ふらふらとトイレと部屋を往復するばかり。

そして毎晩、自暴自棄になって酒ばかり飲んだ。酒を飲むと、食欲が湧く。気が付けばキッチンに立ち、その日、とっていなかった分を取り戻すかのように脂っこい食事をするのだった。

ぐだぐだな生活ではあったが、時間が経つにつれて少しずつ気力が回復し、今ではだいぶ規則正しい生活に戻ってきた。暴飲暴食は周囲に心配こそかけたが、もしそれすらできなければ、今自分はここにいないかもしれない。だからといって周囲にかけた迷惑のことを考えると、「つらい時には暴飲暴食しても、生きていられればOKです!」とは大きな声ではとても言えないが。

ただとても小さな声で、「支えてくれてありがとう、私の中の食欲よ」と思う。しかしその一方で、暴飲暴食の余波とでも言おうか。食欲の原因となっていたメンタル不調が回復しても、なかなか食生活はすぐには戻らず、その結果として私はすごく太った。

「太ってしまった。でも、食べたい」

これが暴飲暴食の余波である。だが、だらしない姿の自分が鏡に映ると、同時に落ち込んでいた時期のつらい気持ちまでよみがえる。せっかくメンタルは安定してきたというのに、これではまた逆戻りしかねない。

そこで、ダイエットを決めのがおよそ三か月前。そこから約3kg戻すことができた。ストイックに行えば、一月で2kgくらいは落とせるらしいが、暴飲暴食の余波と連れ添いながらの結果だ。よくやった、と思う。

前置きが長くなったが、その際に大変サポートしてくれたのが、今回紹介する「ささみ」である。食べ方は、このほかにも色々したので、それもそのうち紹介しよう。

ささみは良い。鶏むね肉ほどパサつかないし、調理方法や切り方でまったく味わいが変わるので食べ飽きない。何より、カロリーが低いのにも関わらず、タンパク質の含有量が多い。筋肉不足も相まって、太りやすくなっている私には筋肉のもととなってくれるタンパク質は大変重要な栄養素だ。

私は栄養士などの資格を持っているわけではないので、言及はしないが、鶏ささみ、ダイエットに良いという噂は本当である。


〈レシピ〉さっぱり大葉とササミの南蛮漬け

Recipe

◆材料

  • 鶏ささみ 5本
  • コショウ 適量
  • 片栗粉 大匙2
  • 大葉 10枚
  • サラダ油 大匙3
  • A)水 300ml
  • A)酢 大匙8
  • A)醤油 大匙6
  • A)砂糖 大匙2
  • A)オイスターソース 小匙2
  • A)おろししょうが 小匙1
  • A)おろしにんにく 小匙1

◆つくり方

  1. 鶏ささみは縦半分に切って、筋を取り、コショウで下味をつける。
  2. ①のササミに片栗粉を軽くまぶし、大葉で巻く。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、②のササミを焼く。片面に焼き目が付いたら裏返して蓋をし、弱めの中火で約6分。(様子を見て、長さは調節してください)
  4. ササミに火を通している間に、保存容器を用意し、(A)の調味料をすべてあわせておく。
  5. 火が通ったササミを、一度バットに上げて、軽く油を落としたら、④の調味タレに漬けて1時間以上寝かす。
  6. 食べる時に、お好みで追いしそやいりごまを振っても美味しいです◎

参照レシピ:Buzz Feed「【夏にぴったりな我が家の定番】鶏ささみの南蛮漬け」

しっとり柔らかなササミと、漬けだれのなかでも風味を失わない爽やかな大葉。食欲にがつんと訴えかけるニンニクに、奥のほうでふわっと香るオイスターソースの甘み。

うまい!!

頭の片隅で、煉獄さんがハッと顔を上げた。

残った南蛮だれは素麺などに

残った南蛮だれは、後日、ゆで卵を入れて味玉を作ったり、茄子やトマトなどの夏野菜を揚げびたしにしたり、素麺のつゆとして使っても美味しいです。

すぅっと爽やかな酢と、食欲をそそるニンニクの風味。夏バテ防止にももってこいな一品です(^^)

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この記事を書いた人

「お腹を満たして心を癒やす」をモットーに、毎日食べたいものをつくっている25歳。韓国料理を始めとした、アジアンフードが大好きです…!
ひたすら気ままに更新ちゅう。

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